ゲーム脳はなぜ怖い?

民主党の例の問題で敗戦処理に追われていたため、更新の間隔があきました。*1
今日、京王線明大前駅で、ものすごいポスターを見ました。ゲーム脳についてなんですが、「ゲーム脳は脳波の測定に問題があるって本当?」とかいう感じの質問文が、いくつも書かれているポスターなのです。たぶん、ここの人が作ったものです。http://www.tv-game.com/
いったい何がしたいのか。


ともかく、なんといいますか、なぜ人々はゲーム脳を恐れるのでしょうか。まあ、今ではとんでも学説だと理解されているように思えますけれども。人間には、自分にはみることのできないものをみることができると主張する人のことを、信用する傾向があるように思います。悪徳リフォーム業者の「柱が腐ってる!!」的な、一見普通に見えるけど、実は中のほうでは・・・的な論理に弱い。学者がゲームをしていると頭蓋骨の中身が、おかしくなっていると主張すると、一般人は恐怖を覚えるわけである。
細木数子だとか、オーラの人だとか、普通は見えないものが見える(と言い張る)人には、どうも人は頼りたくなったりするもののようだ。
と、思ったけれども、どうも書いてみると、詭弁っぽい。
ゲーム脳には、もともとゲームを敵視している人たちが、好都合な理論に飛びついたという側面の方が大きいのでしょうか。
ま、いいや。

*1:ウソです。某隊長への中途半端なオマージュです。