教育上よくない

自民党造反議員の処分についての綿貫氏の発言が妙に気に入る。

綿貫氏は「潤いもなければ何もない。こんなことをして自民党の存在を国民にPRするのもばかげた話だ」と同党の対応を批判。「処分といういじめをやって、幼児教育にも悪い」と怒りをぶちまけた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000191-jij-pol

とくに、「幼児教育にも悪い」が気に入りました。このような苦境にありながらも、これから日本を背負って立つ幼児のことを常に考えている綿貫先生の器の大きさに、さすが国民新党の党首だと思いました。
ただ、残念ながら、この「いじめだ」という主張がいまいち国民にうけそうにないですが、それはついこの前まで綿貫先生たちが強い側にいたからか、内田樹さんがどこかでいっていたような「弱者は醜い」という昨今の美学なのか。
それにしても、綿貫先生には森先生とともに北陸新幹線をひくのに尽力していただきたいと思っていたのに(私の実家が北陸にある)、失脚してしまい北陸新幹線計画に影響が出ないか心配です。


ところで、教育上よくないといえば、よくゲームがだめだとか、ポルノグラフィがだめだとかいいますが、私が一番教育上よくないと思うのは、芸能人のできちゃった結婚です。あんだけポンポンできてしまったら、どれだけ「ちゃんと避妊をしましょう」と教育しても、「なんだ、みんなナマでやってんじゃん」とバレバレになってしまう。
芸能人がらみでは、よく薬物汚染や黒い交際などが取りざたされますが、私としてはそんなものはどうでもいい。薬物やヤクザなんていうのは、一般人には敷居が高いので、よく知っている芸能人にそういうスキャンダルがでてもショックを受けたり、「ああやっぱりか」と思うぐらいで、まともな一般人には影響はない。けれども、セックスに関しては、まともな一般人もみんなしているわけでありまして、思わずスキンレス・スキンの誘惑にかられてしまうかもしれない。私が芸能レポーターにお願いしたいのは、会見で「中で出した」のか「外で出したけどできたのか」を二択形式ではっきりとさせてもらいたいということです。個人的にも非常に興味がある。こういう会見ならば教育的価値があると思う。
ともかく、やつらのせいで、どれだけのキャンペーンが無駄になっているかをしっかりと考えてもらいたい。綿貫先生に。