この皮を切るべきか否か

おろちょんさんのブログでヘンな本が紹介されてた。
http://d.hatena.ne.jp/orochon56/20051128#p1
ここ経由でみた、sankei webの書評(http://www.sankei.co.jp/news/051121/boo008.htm)では、こんな感じらしい。

著者によれば、近代医学は、最初は心身に害をもたらすと真面目に信じられていた自慰を防ぐため、そして自慰の害が否定されるや、陰茎がんを防止すること、つまり衛生を理由に、包皮切除を推進してきたという。

というように、著者は近代医学の包茎への態度を否定した上で、

健康のうえでも包皮は思いのほか重要な役割を果たしているのである。
<略>
一九九九年に米国で実施された調査によれば、女性の九割が包皮のある男性とのセックスがよいと回答しているのだ。

などと男子たるもの包茎であるべきと論じているらしい。


これを読んで思い出したのは、英国留学中にエゲレス人の友人がクラブでナンパしていた時のことだ。友人は「おれのペニスはふだんは皮で覆われてるんだけど、そういうときがくると、中から出てくる。だから、すげ〜敏感なんだよ」と自慢げかつ得意げに語っていた。私は「それって<仮性包茎>ってやつでは?」と、包茎自慢を横で黙って聞いていた。
ナンパは成功していたので、イギリス人女性も包皮のある男性が好きなのかもしれない。
この本によって、いよいよ日本人も包茎に目覚める時代がやってくるのではないか。
<韓流から包流へ>が2006年のキャッチフレーズになりそうである。