子供の名前を決めるときは、むしろ教師に相談しろ!!

子供の名前を決めるとき、よくあるのは姓名判断で、画数がどうしたこうした、と相談して決めるというのを良く聞く。
親にとって子供は大事なものであり、画数などで縁起を担ぎたい気持ちはまあわかる。
だが、名前を決める上で、意外と役に立ちそうなのが、学校の教師の意見である。教師は毎年数百人の子供に接するのであるが、教師をしている友人は、子供の名前は性格形成の上で重要だと考えているようだ。簡単に言うと、ある名前の子は良い子になりやすく、別の名前の子は悪い子になりやすい、ということだ。
子供の名前と性格を結びつけることは、おそらく私の友人にかぎったことではない。むかしBBCの記事で、イギリスの教師にアンケートして、「問題を起こしそうな生徒の名前ランキング」とかやっていたのをみたことがある。以前にFreakonomicsという本(のレビュー)を紹介したが(http://d.hatena.ne.jp/jirosan/20051129/1133241953)、そこでも「名前が人生を決める」という説があった。
とはいっても、名前自体が四柱推命的に運命を決めるというわけではない。世の中には明らかにヤンキー趣味の名前などがあるが、名前には親の考え方や態度が反映される。ということは、家庭環境が反映される。


では、具体的にどういう名前が良い/悪いのか。
私の友達によると、「アンナという名前で、性格が良い子はみたことがない」とのことである。その一方、「愛子など、愛という字の入った子には良い子が多い」という。全般的に言って、「かわいらしい名前」はあまり良くないとのことだ。特に、名前がかわいくて、さらに顔もかわいかったりすると最悪で、「かわいい、かわいい」といって甘やかされて育つので、生意気になるのだという。
もちろん、これは一教師の意見であって、たぶん「アンナ」という生徒に困らされた経験が「アンナ」という名前への不信につながっているのであろう。だが、複数の教師から意見を聞いてまとめてみると、けっこう参考になるのではと思う。
オーラの泉を見る前、教師のオーラを感じてみろ!いや、オーラというか、小宇宙(コスモ)を燃やせ!ということだ。


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追記
上でいったBBCの記事をみつけました。こちらhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/education/4274318.stm
下の方にgood listとbad listがあって、教師に印象が良い名前と悪い名前のリストがあるので、便利です☆